【徹底調査！】酒さに保湿剤は必要か？おススメの保湿剤はあるの？
酒さや酒さ様皮膚炎のスキンケアで迷うのは、保湿する方がいいのか、しない方がいいのか、だと思います。基本的には酒さも酒さ様皮膚炎も「保湿は必要」といえます。ですが酒さ様皮膚炎の場合、脱ステロイド直後の炎症が激しい時期は保湿を控えた方がよいといわれています。そこで、保湿をするべき理由や保湿を控えた方がいい理由、保湿をする時の注意点などを詳しくまとめてみました。
酒さや酒さ様皮膚炎に保湿が必要な理由
酒さや酒さ様皮膚炎を起こしている肌の多くは、バリア機能が低下している状態でとても敏感になっています。
肌のバリア機能とは？
紫外線などの外部刺激が肌内部に侵入しないように守り、角質層の水分が蒸発しないようにする働きのこと。
主に肌表面で水分蒸発を防ぐフタの役割をしている皮脂膜と、刺激の侵入を防ぐ角質層の保湿成分がバリア機能を担っています。
バリア機能が低下することで、毛細血管が刺激を受け炎症を起こし拡張してしまいます。拡張した分、血液量が増え赤血球も増加し、その赤みが肌から透けてみえることで赤ら顔に。また肌内部が刺激をうけることで、炎症をおこし、発疹もできてしまいます。
肌内部の水分が蒸発し乾燥すると、不足している水分の代わりになろうと皮脂が過剰に分泌されてしまいます。そのため肌がオイリーな状態に
このように、バリア機能の低下により、肌の赤みや発疹、脂性肌など酒さや酒さ様皮膚炎の症状がでてしまいます。
肌のバリア機能を高めるためには保湿が必要
肌のバリア機能を担っている角質層はよくレンガ塀に例えられます。レンガが角質細胞、そしてレンガとレンガをつなぎ合わせるセメントの役割をしているのがセラミドなどの保湿成分です。このセメントである保湿成分が不足すると、レンガがガタガタになってしまいますよね。そうすると隙間から刺激が侵入しやすくなってしまいます。
ですのでダメージを受けにくい健康な肌になるためには、まず保湿成分をしっかり補うことが大切です！
酒さ様皮膚炎で保湿を控えた方がいい理由
脱ステロイドを行った直後の酒さ様皮膚炎は、一時的に炎症がひどい状態で、とても敏感です。それだけにこの時期の酒さ様皮膚炎の場合、保湿を控えた方がいいといわれtル理由があります。
保湿剤の成分で炎症をおこしてしまう
いつも以上に肌が敏感になっているだけに、今まで使っていて大丈夫だった化粧品の成分にも過剰に反応してしまい、炎症を悪化させてしまうことがあります。
保湿剤により炎症や乾燥が促進される
脱ステロイド直後は、肌が炎症をおこし熱をもっています。その状態で保湿すると肌に熱がこもり、その熱によって更に水分が蒸発しやすくなったり、かゆみが増し炎症が悪化しやすくなってしまいます。
対処法
この時期は、通常なら問題のないことでも、刺激となり炎症を悪化させてしまう恐れがあります。そのため、「何もしないのが1番の対処法」ともいわれています。ですが、やはりそれは人ぞれぞれ。保湿剤を塗るために肌に触れること自体が刺激になってしまうような時は、何もできませんし、逆に肌が乾燥してひきつれる感じがつらい場合は、保湿をする方がいい場合もあります。
この時期は、これといった対処法がないだけに、自分の肌の状態に1番心地よいと感じたことを試してみることがいいようです。そしてそのスキンケアで悪化するのか改善するのかを見極めていくことも大切です。
酒さ・酒さ様皮膚炎におススメの保湿剤
保湿には2種類あります。
- 肌に潤いを与える保湿
- 肌を水分蒸発から守る保湿
どちらもスキンケアには欠かせない大切な存在ですので、それぞれ紹介していきます。
おススメへ保湿剤（肌に潤いを与える保湿編）
まずはなんといっても、水分を貯える性質をもつ保湿成分を肌にしっかりと補うことが大切です。それにより肌のバリア機能が高まります。高保湿成分として有名なのがセラミドです。化粧水などを選ぶ場合はセラミドが配合されているかどうかも目安にするといいかもしれません。
ですが、どんなにいい成分が配合されていたとしても、それと一緒に防腐剤などの添加物が含まれているものも多いんです。酒さや酒さ様皮膚炎の方は、敏感肌の方が多いので、肌へに負担が少ない化粧品を選ぶことも大切です。
そこでおススメしたいのが、「赤ら顔専用化粧品」です。赤ら顔専用化粧品の特徴としては
- 肌の赤みを抑える成分配合
- 高浸透高保湿成分配合
- 炎症を抑える成分配合
- 完全無添加もしくはできる限り無添加
- 全額返金保障
などです。
酒さや酒さ様皮膚炎の悩みでもある顔の赤みや炎症を抑える成分が配合されているだけでなく、できるだけ肌に刺激を与えないように作られているんです。また万が一肌に合わない場合は、全額返金保障付きで返品できる商品まであるんです。健康な肌であればどんな肌質にも合う無難な化粧品もいいけれど、肌が敏感で悩みがある状態には、その悩みに合ったものを使うのが1番良いのではないかと思います。酒さで悩んでいた私が実際に使ってよかった商品を紹介している記事がありますので、もしよろしければ参考になさってみてくださいね。
おススメ保湿剤（肌を水分蒸発から守る保湿）
化粧水などで「肌に潤いを与える保湿」をしっかり行ったら、今度は「肌を水分蒸発から守る保湿」することが大切です。
天然のもので肌に優しいものをとお考えの方はホホバオイルなどのキャリアオイル、馬油など天然なものを使うことをお勧めします。
馬油
馬の脳や脊髄から抽出されたもので、昔から火傷、肌荒れ、ニキビ、ひび、切り傷など、万能薬として用いられています。
「殺菌作用」「抗酸化作用」「抗炎症作用」「血行促進作用」などがあります。
人の皮脂に近い成分なため刺激が少なく、浸透力が高いのが魅力です。
ホホバオイル
すべての肌質に合うといわれているホホバオイル。「抗炎症作用「皮膚軟化作用」「皮脂調整作用」などがあります。保湿性や浸透性が高く、皮脂をコントロールする働きもあるので、とても使いやすいオイルです。
オリーブオイル
「抗炎症作用」「抗酸化作用」「鎮静作用」「皮膚軟化作用」などがあります。人の皮脂に含まれているオレイン酸が豊富に含まれているため、肌なじみがよいのが特徴です。
スクワラン
サメの肝臓から採取した肝油に水素を加えたオイル。肌なじみがよく浸透性が高いのが特徴。「新陳代謝促進作用」「浸透作用」があり、肌への浸透性も高く保湿効果が期待できます。
ワセリン
酒さ様皮膚炎の脱ステロイド直後に、皮膚科から処方されることがあるワセリン。ワセリンの最大の魅力は
- 肌表面にとどまり浸透しない
- 人体と何も反応しない
という２点。肌の表面にとどまり浸透しないため、他の保湿剤のように肌の刺激になる可能性が非常に少ないんです。そのため、炎症がひどい時期にでも使われやすいという特徴があります。
まとめ
酒さや酒さ様皮膚炎に保湿が必要かどうかは、肌の状態によります。「潤いを与える保湿」は健康な肌ににあるために欠かせない条件ではあります。ですが、まずは自分の肌が今どのような状態かを見極め、心地よいと感じることから初めて行くことも大切です。無理なく、肌の様子をみながら自分の肌質にあったスキンケアを見つけていってくださいね。
おススメは「赤ら顔専用化粧品」によるスキンケアです
